サッポロ不動産開発株式会社(本社:東京、社長:生駒俊行)は、この度、渋谷区恵比寿でオフィスビルなど3物件を取得することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
「恵比寿」は、サッポログループが1889年(明治20年)にビール醸造所を建設し、約100年に亘り、「恵比壽ビール(現在のヱビスビール)」を製造してきた地です。その後、工場の移転に伴い跡地を再開発し、複合施設である「恵比寿ガーデンプレイス」を開業、施設内にはサッポログループが本社を構えるなど、グループの重要な拠点となっています。また、「恵比寿」の街や駅の名は、商品名の「恵比壽ビール」が由来となっているなど、サッポログループは、長きに亘り、この地で歴史を刻み、街とともに歩み、繁栄、発展してきました。このような歴史的背景から、当社は「恵比寿」を重点戦略エリアの一つとして位置付け、昨年には、新たに「まちづくり事業部」を新設し、現在恵比寿でのまちづくりを推進しています。
今回取得する3物件は、恵比寿駅に近く、立地に優れるとともに、「恵比寿ガーデンプレイス」との相乗効果や回遊性などにも期待できる物件であると考えています。また、恵比寿のまちづくりにおいて、賑わいの創出や生活者の交流の拠点となる物件として活用していく予定であり、中でも新築で取得する「(仮)シエルブルー恵比寿1丁目」については、低層部(地下1階・1階)を恵比寿に住む人、働く人、恵比寿をよく利用する人に愛される“上質な日常”を提供する商業フロアとし、2~8階については、創造的に活動できる新しいスタイルのオフィスフロアとするなど、「新しいビジネス、賑わい、交流が生まれ育つ街 恵比寿」を具現化する施設としていく予定です。
当社は、今後もまちづくりを通じて、住む人、働く人、訪れる人に「豊かな時間」「豊かな空間」を提案し、まちの価値向上に向けた取組みを更に推進し、地域の発展に貢献していくとともに、事業及び物件ポートフォリオの戦略的な組み替えを実施することにより、更なる収益性の向上を図り、サッポロブランドの価値向上を目指していきます。
<施設概要>
物件名 | エルスタンザ代官山 | シエルブルー恵比寿EAST | (仮)シエルブルー恵比寿1丁目 |
所在地(地番) | 渋谷区恵比寿西一丁目21番2、21番3 | 渋谷区恵比寿一丁目40番3、40番9 | 渋谷区恵比寿一丁目99番4 |
敷地面積 | 555㎡ | 309㎡ | 237㎡ |
延床面積 | 2,267㎡ | 1,302㎡ | 1,253㎡ |
構造・規模 | (テラス棟) 鉄筋コンクリート造アルミニューム板葺地下1階付5階建 (タワー棟) 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付14階建 | 鉄骨造陸屋根9階建 | 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根 地下1階付地上8階建 |
用途 | 住宅・店舗 | 事務所 | 事務所・店舗 |
竣工 | 2005年1月 | 1993年4月 | 2019年3月(予定) |
取得予定日 | 2018年11月30日 | 2018年11月30日 | 2019年4月1日 |
<建物外観>



※完成イメージ
<位置図>

恵比寿でオフィスビルなど3物件を取得.pdf
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